これも西部劇ではインディアンの戦闘部隊の襲撃の合図で
有名だと思う。
私が印象に残る「チカッ、チカッ」は、前述の「駅馬車」でも
そういったシーンは、あったけど、1956年製作の例によって
ジョン・フォード監督と我らがヒーロー、ジョン・ウェインの黄金
コンビによる「捜索者」は震える程の緊張感がある。
主人公イーサン(ジョン・ウェイン)達が家畜荒らしのインディ
アン(ナイヤキ・コマンチ)を追跡して男達が留守にしている
隙に残っていた開拓者一家(ジョン・ウェインの兄の一家)を
、コマンチ族が、「さあ、これから襲撃が始まるぞ!」って
シーンに固唾を飲む。 本当に恐ろしい「チカッチカッ」だった。
鏡による通信手段で伝達したい相手に向かって鏡を太陽を反射
させて相手がそれに気付けば、合図を返し、通信が始まる。
モールス信号ほど複雑ではないけれど例えば一度反射させた
ら「獲物が見つかった。」。
二度反射させたら「敵を見つけた。」。
色々な組合わせで二度短い間隔で反射させ、その後長く反射
させていたら、「助けてくれ」とかである。
映画のシーンでも規則的に反射させていたかもしれない。
ジョン・フォードは、かなりインディアンを研究していたらしく、
もしかしたら、アパッチ族やコマンチ族の襲撃シーンも本当の合
図の規則を研究して演出していたかもしれない。 |