スー族の諺に「歴史亡き民族は草原の風の如し」
「文字」という伝達手段を持たなかった彼等民族が後世の為に
絵文字で書き記した歴史年表が「冬数え」(Winter Count)で
ある。
毎年、冬の終わりにその年の出来事の中から重要な事柄を
一つ選び表しパイソンの皮に絵で書き残したモノ。
だから、年々、一つずづ絵が書き加えられていく。
豪雪の年、飢饉の年、疫病の年、白人との条約、戦争の年、
部族間の争いの年、などなどで絵文字一つ一つが意味を持ち、
冬数えを保管する者がその詳細を記憶する。
そうした年表の一つに「ビッグミズーリ冬数え」があり、1796年
から 1926年までの131年間にも及ぶ膨大な歴史が記録されて
いるモノがある。 |