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日本の人々にもよく知られている、いわゆるインディアンの特徴的な アイテムの中で、目立ちらしさを表しているモノの中にトーテムポール が代表的なモノだと思う。 日本国内でも、田舎などの公共施設で見掛ける事もあると思う。 このトーテムポールは、来た太平洋沿岸に住むインディアンの代表 的な工芸品の一つである。 この地方は、食糧に関しては山、海の両方に恵まれている為、精神 的に豊かな生活を送っていた。 材料となる巨木も多いし、なにより、食糧探しに追われる他のインデ ィアンと違い、工芸や、彫刻に時間を費やす余裕もあったからである。 トーテムポールは、深い意味を持つ。 家の前に建てられたトーテムポールは、その家の住人の神話時代 に溯る由来や物語が刻み込まれているのである。 ポールの一番上には、その家系の先祖とされる動物が彫られている。 その様な動物の事を「トーテム」と呼ぶ。 オジブワ語で「彼の親戚」を表す「オトテマン」が語源という説もあるし 「同じ血縁の地域グループ」を意味する「ドーデム」に由来するとも 云われている。 家系の事を氏族と呼ぶ。氏族は、祖先を同じくすると信じられている 人の集まりである。 例えば、トリンギット族には、熊、鷲、鮫、鯨、狼、蛙、鮭etcと18の 氏族がある。 「氏族の祖先」といっても、熊が進化して現在の人間になったという 考えではなくて、ある時、一頭の熊が人間に変化し氏族の祖先に あたる一人の女性を妻にしたという考え方である。 北米インディアンの神話の世界では、動物が人間に変身したり、 その逆なども多かった。 |